【参加レポート】「すぱっくおやこ小学校in静岡」で授業を行いました!

こんにちは、=ODENです!


先日お知らせしましたとおり、「すぱっくおやこ小学校in静岡」に

先生として参加をしてきました!



(ご案内はコチラ↓↓↓)

https://spac.or.jp/project/cultivation/oyako

https://oden.shizutetsu.net/days/592



2年連続で参加させていただきましたが、こちらのメンバーが変わったこともあり、

SPACのみなさまと一緒に授業を作り上げていく過程を楽しませていただきながら、

私たちとしても非常に多くの学びが得られた、貴重な機会となりました。


(校長先生のみーさまと、事務のにしちゃんさん)



授業の様子は、
①静岡鉄道が取り組むまちづくりについてご紹介
②音羽町周辺を街歩きしながら、地域について調べる
③街歩きをもとに、SHiiiTOに「こんなお店があったらいいな」をおやこで考える
④考えたアイデアを実現させるための企画書と、お店の看板を書く
⑤書いた企画書と看板をみんなの前で発表する
の流れで進みました!



(“駅員”と一緒に街歩きをしながら、見つけたものをメモメモ)



(“上司”が企画書をチェックします!警察官ではない)



(おそらく人生で初めての企画書プレゼン???)


SPACのみなさまと授業を作り上げていく楽しさ、
そして小学生おやこのみなさまと触れ合う楽しさを感じながら、
あっという間に時間が過ぎていった、充実の2日間でした😆



(2日間、4コマ分の授業を終えて疲れ果てた静鉄社員の表情を見よ!プロの俳優さんはやっぱりすごい…)


ここからは、企業目線での学びについてご紹介。
これを書いている私が思うに、演劇に携わるみなさまの視点というのは、
民間企業の営業活動にはない、大切なものがたくさん詰まっていると思っています。


私が営業職の時には、「経験してナンボ」「様々な経験を数こなすことがだいじ」という考えもありましたが、
演劇の舞台では、自分の身体や声を使って観客に表現し伝える、本番の一発を大切にする、といった考え方が、
根底にあるのではと、「おやこ小学校」でご一緒させていただいた中で感じています。


そしてそれは演劇を制作し届ける側だけでなく、お客様目線でも同様で、
おやこにどんな体験をしていただくか、ひとりひとりにご満足していただくために何が必要か、
という、私たちの目線とはレベルの違う大小さまざまな配慮や演出を実感しました。


特に、各回終了時の振り返りがすごい。
授業の流れやセリフといった大きなところから、人の配置や電気のオンオフ、語尾や目線に至るまで、
「そこまで気にするの???」といったところにも一切妥協せず、
ご参加いただくおやこに楽しんでいただくためのこだわりが詰まった濃密な時間になっています。
まさか我々まで演技指導を受けるとは(笑)


普段お客様と接する際、話の内容だけでなく、目線や部屋の明るさまで常に気を遣えているか?
社内で報告やプレゼンをする際、声の大きさや話す速さを常に意識できているか?
意識的に取り組まれている方もいらっしゃるのでしょうが、私は常に意識できているかと言われると…
自信はないですね…
昨年に続き今年も参加させていただいて、ようやく少しだけそんな視点に近づけた気がしています。


個人的キーワードは、「アート的」「フィクショナル」といった考え方。
ある程度社会人としての教養や能力が身についてきたかな?と思う今だからこそ、
これらの考え方はとても刺激的で、大変勉強になりました。


実はその後もこの考え方に触れてみてほしいと思い、
他社さんに勤める友人を連れて、菊川文化会館アエルで開催された「すぱっくおやこ小学校」に参加させていただきました。
場を楽しみながらも新たな気づきや学びがある、充実した体験をしてくれたのではと思っています。


(この日の授業は体育+国語)


長々と語ってしまいましたが、授業を受けるおやこ側としても、
そして授業を作っていく企業側としても、
とっても充実した経験ができる素敵なお取組です!!!
SPACさんは社員研修や民間企業とのコラボレーションなども柔軟にお取組ができるそうですので、
人事や企画系のお仕事のみなさま!ご興味ありましたらぜひご連絡してみてはいかがでしょうか!


そして、授業づくりからご一緒いただいたSPACの村上さまからもコメントをお寄せいただきました!
企画や会場準備から当日のあれこれまで、とっても心強かったえまちゃんさん!
本当にありがとうございました!!!!!


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このたび静岡鉄道株式会社のみなさんと「すぱっくおやこ小学校」に取り組むことができ、とっても素敵な授業をつくることができました!

電車が走っていたり、静鉄ストアやcenovaがあったりと目にすることは多かった「しずてつ」さん。
4月に静岡市に引っ越してきた新人の私にとっては、お名刺をいただいたとき、「不動産ソリューション….?」「OTOWA FOOD HALL SHiiiTO….?」とハテナがいっぱいでした。

授業内容を組み立てるためのお打ち合わせを重ねる中で、どんな思いでお仕事をされているのか、どのように静岡市をよりよくしていきたいと考えられているのか、を明確にお話しいただき、静岡鉄道さんの魅力をいっぱい知ることができました!
それは「すぱっくおやこ小学校」にご参加いただいたおやこさんも感じてくださっているはずだと思います。

「すぱっくおやこ小学校」では、こうした想いのある企業さんとコラボレーションした授業も開発し、おやこさんへ地域の魅力を発見していただく授業もお届けしています。
ご興味のある方はお気軽にSPACへお問い合わせくださいませ。

 
SPAC制作部スタッフ 村上瑛真



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10月からはSPACさんの秋のシーズンが始まるそうです!
ご公演にもぜひ足を運びたいと思います!たのしみだ~~~🙌


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公益財団法人静岡県舞台芸術センター
Shizuoka Performing Arts Center: SPAC(スパック)
静岡県が設立した公立劇団として1997年より活動開始。静岡芸術劇場と舞台芸術公園を拠点に国内外で舞台作品の創造・上演をするほか教育機関としての活動を重視し、乳幼児からシニアまで全世代に向けて事業を展開しています。
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